2010年 07月 19日
合宿 1日目編 |
予定よりも早く到着したにもかかわらず
既に生徒さんが来ていたり
大分ギターアンサンブルアクアの有志も参加されている
ガンバコンソート(古楽とのつながりはこの時既に前兆が)の皆さんは
計画通り13時からの練習に励んでおられる。
長崎からカルテットのメンバーも順調に到着し
15時集合、一息ついて15時半顔合わせに予定するも
梅雨明けとみられる宣言に油断しきった傘無しに
土砂降りで敷地内の離れたあじさいホールへ移動するにも困難を極める。
のほほんと合宿がスタートし
あじさいホールでは夜のコンサートに向けてカルテットがリハーサル開始。
生徒さんには2日目のミニ発表会で演奏するカノンの楽譜を渡して各自練習してもらう。
ガンバの皆さんは引き続き猛練習を再開。
今年のコンサートはかねてからホテルの支配人Kさんに依頼されていた通りに
四重奏だけでなくソロ、デュオ、うたも交えて多彩なプログラム。
手慣れたデュオでファリャのスペイン舞曲第一番を演奏する
坂元
平戸
のデュオはスキあらば
ジャン!
とAmのコードが鳴り出してすぐに演奏が始まってしまう。
楽器さえ持っていればお喋りするのと同じ感覚で演奏する我々NGQ。
新アレンジ曲もいくつかあり、普段とひと味違う曲順ながらも
会場でのリハは順調に終了。
いつの間にか雨も上がっていてホッ
本番前の控え室はおしゃべりとギターの音が全く同列に扱われる不思議な空間。
誰かが発した一言が連想ゲームのように言葉遊び、ギャグになり
その言葉が歌詞に含まれるフォークソングがギター片手に歌われ
笑いの渦に巻き込まれる。
ン十年の世代の差こそあれ、
(ちょうど真ん中の世代のさかもっちゃん)
音楽で繋がった仲間は理屈抜きに楽しい。
本番前の控え室がこんなに楽しくていいのか?いいんです。本番も楽しいんですから。
隠しカメラでもあったら録画してYou tubeにでもアップしますか?!
本番直前,舞台袖で支配人夫人から
料理はカルビ巻きがあります
と伝えられた肉大好きKen2。
とたんに目の輝きがギラッと増してアドレナリン放出の様子。
その勢いで舞台へ。
一曲目は普段と違ってハンガリー幻想曲(J.K.メルツ/橋口武史編)
リハの時と響きが違っていて(リハの時は我々の背後にあったグランドピアノを移動してもらったのでした)
戸惑いながらも一曲目からパワー全開!
二曲目はちょっと趣を替えて
ベルガマスク組曲より月の光、パスピエ(C.ドビュッシー/永島友美子編)
ここからカルテットではなく
引用し引用される
ドビュッシーの墓に捧げる讃歌(M.de.ファリャ)橋口ソロ
Amコードでジャン!と始まる
はかなき人生よりスペイン舞曲第一番(M.de.ファリャ/E.プジョール編)坂元敏浩、平戸健吉
度肝を抜く
三角帽子より粉屋の踊り(M.de.ファリャ)山口修ソロ
とファリャが三連発。
ここで純子サン登場で
エルビート、愛のロマンス(スペイン民謡)山口純子(ソプラノ)、山口修
とスペインムードが盛り上がって来たところで
セビーリャ(橋口武史編)
グラナダ(永島友美子 新アレンジ)
アストリアス(橋口武史 新アレンジ)
マジョルカ(橋口武史編)
カスティーリャ(永島友美子編)
とI.アルベニスを5連発!
(珍しく曲目を全部載せたなあ)
アンコールにお応えした後
恒例の坊がつる讃歌(このエピソードについてはKen2が書いてます)を会場の皆さんと歌ってお開き。
演奏中の様子はマネージャーのブログにあります。
写真撮ったり
CD買って頂いたりしたあとは
お待ちかねの打ち上げ。
露天風呂で満天の星の下、汗を流して
二次会。
夜勤明けのさかもっちゃん、すっかり早寝早起きが身に付いたKen2には酷だったか?
ほんとに二時(正確には二時半)会。
by studiog
| 2010-07-19 17:46
| コンサートレポート